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寒い中、歩いた甲斐がありました。 [横浜市こども植物園]

今朝は冷え込みました。ベランダの寒暖計は0℃を割っていました。昨日の夕方の雨と
この冷え込みで見られるかもしれないと想像し、8時少し前に出発。9時の開門に間に
間に合うように少し早めに出て、途中児童遊園地を縦断し、梅園の梅がほとんど
咲いていないことを確認。

開門の少し前に到着。開門の係の管理スタッフ(女性)に「出ましたか」と質問。「出ていますよ」
との答えに、見られない確率が高いのに、見られるとなると一気に嬉しさが爆発。
そうなんです、「シモバシラ」を見に行ったのです。


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霜柱(シモバシラ=シソ科) 多年草 8月から10月に咲く。

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そして寒くなると地上部はかれて茎だけが残ります・

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よく冷え込んだ朝、枯れたこの草の根元にウロコ状の氷が張り出します。これは茎の
維管束の中の水が凍って茎の外に伸びだしたものです。

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根から吸い上げられた水分は枯れた茎の中を毛細管現象で上昇すると聞いたことが
ありますが、真偽のほどはわかりません。そして、一度氷を作った茎はその組織が
壊れ、二度と霜柱が作れないとも。
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今回見たのは、大きさは左右3cmくらいでした。晩秋に強い冷え込みがあると、大きな霜柱が
できるそうです。でも、儚い命です、あっという間に溶けて消えてしまいます。

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シモバシラと思って写してきたんですが、PCに入れてみたら様子が変です。
茎もありますから、シモバシラでしょう。

きょうは前立腺がんの続きを各予定でしたが、シモバシラを見られた嬉しさに
跳ね上がってしまいました。

本日はこれにて。

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